新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（１２／２２～２４）

   【新華社北京１２月２５日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、１２月２２～２４日のニュースをお届けします。

   １．中国初の国産大型クルーズ船が試験運航

   中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号（アドラ・マジックシティー）」が２４日、上海呉淞口国際クルーズ港を出港し、初の試験運航を開始しました。船全体で実際の運航状態をシミュレーションし、クルーズ船の運航能力を検証します。

   今回の試験運航は２５日に終了し、直ちに２回目の試験運航を開始します。２回の試験運航を通じて、２０２４年１月１日に予定している初の商業運航で旅客により良いサービスを提供できるようにします。

   ２．中国で２４年度の大学院統一入試始まる

   中国で２３日、２０２４年度の全国大学院統一入試が始まりました。

   ３．被災地の市場が秩序良く回復　甘粛省

   中国甘粛省臨夏回族自治州で１８日深夜に発生した地震を受け、被災地の各級党委員会や政府・各民族の幹部、大衆は懸命に行動し、被災地住民らの生産・生活秩序の回復に努めています。

   同省市場監督管理局によると、県城では生活必需品の供給が徐々に正常に戻り、重要な商品の価格は大きく変動しておらず、市場秩序は整然と回復しています。

   ４．山東省の多くの地域で降雪続く

   中国山東省はここ数日、強い寒気の影響を受けて多くの地域で降雪が続きました。交通警察や環境衛生、園林などの部門が除雪作業を進めて道路の安全を維持し、市民の移動手段を確保しています。

   ５．雪の中で電力の安定供給を守る作業員　湖北省神農架

   中国湖北省の神農架林区はこのほど、低温と雨雪に見舞われました。中国送電大手、国家電網傘下の国網神農架供電の保守作業員は、安全な送電線運用を確保するため、厳しい気候の中で電線の見回りや一斉検査、点検修理を行っています。

   ６．頤和園の十七孔橋に「光のトンネル」　北京市

   二十四節気の一つ「冬至」の２２日、中国北京市にある頤和園（いわえん）で、昆明湖に架かる十七孔橋が夕日に照らされ、光のトンネルのような美しい光景が現れました。訪れた人々は貴重な瞬間を捉えようとスマートフォンを構えていました。

   ７．第５回海南島国際映画祭が閉幕

   中国海南省三亜市で開催されていた第５回海南島国際映画祭が２２日、閉幕しました。

   ８．中国映画産業、２３年に回復加速

   中国のオンラインチケット販売大手、猫眼娯楽はこのほど、２０２３年の中国の映画興行収入が１２月１８日までに５２９億元に上ったと明らかにしました。２０２２年通年の実績が３００億元程度だったのに対して今年は５００億元以上に急増し、２０２０年以降で最高となったことは、映画産業の回復が加速しつつあることを示しています。

   今年の興行収入上位１０作品はいずれも国産映画となっています。映画データプラットフォームが発表している２０１１年以降の興行収入統計によると、上位１０作品を国産映画が独占するような状況は２０２０年に１度あっただけでした。アナリストは、国産映画が好まれる理由として、国産映画がますます観客の審美眼にかなうようになっていることを挙げました。

   ９．ナラティ国際スキー場に活気　新疆ウイグル自治区

   ウインタースポーツのシーズンが到来し、中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州新源県の那拉提（ナラティ）国際スキー場は現在、多くの観光客でにぎわっています。

   １０．中国、ボツワナに移動式気象観測所を引き渡し

   中国がボツワナ支援で提供する移動式気象観測所の引き渡し式が２１日、同国首都ハボローネで行われました。中国の王雪峰（おう・せつほう）駐ボツワナ大使とボツワナ環境・観光省のグレース・ムジラ事務次官が共同でテープカットを行いました。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。