【新華社北京12月25日】「共に出発しよう」シリーズは、2000年代に入ってから中国大陸のさまざまな都市にやって来た6人の台湾人が主人公。物語は10代から大陸で暮らし始めた台湾人青年の目を通して語られる。彼が持つ大陸と台湾地区両方の視点と取材対象者に家族や友人のように寄り添う温かい人柄で、大陸在住の台湾人の生活に迫り、大陸のリアルを描く。
曲献平(きょく・けいへい)さん、セルフメディアブロガー
2004年、当時14歳だった曲さんは家族で高雄から上海に移住した。曲さんは「自分は台湾人であり、上海っ子でもある」という。
現在はフードブロガーとして、ニューメディアプラットフォームで個人アカウントを運営。「台湾海峡の両岸の人々の間に食の懸け橋を築きたい」と曲さんはソーシャルプラットフォームにこう記している。
郭典易(かく・てんい)さん
郷村振興戦略に背中を押され、2019年に江蘇省昆山市で親子スマート農場を設立。大陸で発展のチャンスをつかむ。