花卉生産で農村振興を後押し 甘粛省臨夏市

花卉生産で農村振興を後押し 甘粛省臨夏市

新華社 | 2023-12-25 17:41:30

   包装したバラを出荷センターに送る準備をする従業員。(12月8日撮影蘭州=新華社記者/張文静)

  【新華社蘭州12月25日】中国甘粛省臨夏回族自治州臨夏市は昨年、6億4千万元(1元=約20円)を投資して20万平方メートルのハイテク温室を建設、バラの切り花生産を始めた。「臨夏百益億農国際鮮花港(フラワーポート)」プロジェクトは、同州紅台郷卜家台村の住民、張小紅(ちょう・しょうこう)さん(37)の人生を変えた。

  張さんは今年3月、花職人になった。自宅からバスで15分ほどの場所にあるフラワーポートに到着すると1日の仕事が始まる。給料は出来高払制で月収は5~6千元に上り「家から近くて収入も良く、この仕事が本当に大好き」と語る。

   市内の花卉(かき)企業、百益億農国際鮮花港の李沢田(り・たくでん)副総経理によると、プロジェクトは地元女性を中心に500人以上の雇用を創出し、1人当たりの年収は4万5千元になる。バラ栽培産業は農民から「勤め人」への転身を促し、農村振興を後押ししている。(記者/宋常青、張文静、胡偉傑)pagebreak

   フラワーポートの工場で栽培されるバラ。(12月8日撮影、蘭州=新華社記者/張文静)pagebreak

   フラワーポートの工場で摘んだバラを台車に積む張小紅さん。(12月8日撮影、蘭州=新華社記者/張文静)pagebreak

   フラワーポートの工場でバラを包装する従業員。(12月8日撮影、蘭州=新華社記者/胡偉傑)pagebreak

   フラワーポートの工場でバラを剪定する従業員。(12月8日撮影、蘭州=新華社記者/張文静)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。