伝統に基づく革新、老舗インク企業の新たな挑戦 中国天津市
１２日、天津市鴕鳥墨水のインク生産工場で働く従業員。（天津＝新華社記者／孫凡越）
【新華社天津１２月２１日】中国天津市で墨汁やインクなどの製造販売を手掛ける天津市鴕鳥墨水の工場ではこのところ、欧州に輸出する絵画用インクの生産が加速し、来年の生産に向けて新たな完全自動化生産ラインも試運転を始めている。
１９３５年に設立した同社は２００６年に商務部から「中華老字号」（中国老舗企業）に認定された。ここ数年はインク・墨汁の生産からボトル充填、包装、工場出荷に至るまで、従来の製造工程と製品の配合は守りつつ、市場の需要や変化に応じて色の調合や文化クリエーティブ製品の開発を加速するなど革新を図っている。海外展開も積極的に推進し、中国の老舗の名を高めている。今年の輸出売上高は現時点で３００万元（１元＝約２０円）を超えている。
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１２日、「駝鳥」インクの生産ラインで働く従業員。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、完成した「駝鳥」インクを包装する従業員。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、天津市鴕鳥墨水のインク生産工場で働く従業員。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、生産ラインで運ばれる充填とラベルの貼り付けを終えた「駝鳥」インク。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、調合した新色をテストする天津市鴕鳥墨水の研究開発部門の従業員。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、新しいインクの配合をテストし、色を比較する天津市鴕鳥墨水の研究開発部門の従業員。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、天津市鴕鳥墨水の研究開発部門の顕微鏡で観察した「駝鳥」のカーボンインク粒子の細部。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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１２日、「駝鳥」インクの充填工程。（天津＝新華社記者／孫凡越）
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６日、「駝鳥」インクの文化クリエーティブ製品。（天津＝新華社記者／孫凡越）
