内モンゴル自治区の火力発電所冷却塔、高さ世界一でギネス認定

   内蒙古金山熱電の間接冷却塔。（９月２０日、小型無人機から、フフホト＝新華社記者／李雲平）

　 【新華社フフホト１２月２０日】中国内モンゴル自治区にある電力大手、内蒙古能源（エネルギー）集団の火力発電子会社、内蒙古能源発電金山熱電はこのほど、同社の間接冷却塔が「最も高い冷却塔」としてギネス世界記録に認定されたと発表した。高さは２２８メートルで、これまでの世界記録２２５メートルを３メートル上回った。

　 同冷却塔は、国家重点エネルギー供給保障プロジェクトである金山熱電第２期工事の重要構成部分として、２０２０年１０月５日に着工、昨年１１月１６日に完成。外気取り入れ口の高さは３５メートルで、空冷塔や脱硫塔、煙突、「二機一塔（発電ユニット２基で空冷塔１塔を共用）」などの機能を兼ね備えた「五塔合一」技術を採用し、用地面積１５０ムー（約１０ヘクタール）と約３千万元（１元＝約２０円）の資金を節約した。環境に優しく省エネにもなり、企業の収益力向上に重要な役割を果たしている。（記者／李雲平）pagebreak

   内蒙古金山熱電の間接冷却塔。（８月１１日撮影、フフホト＝新華社記者／李雲平）pagebreak

   内蒙古金山熱電の間接冷却塔が獲得した「最も高い冷却塔」のギネス世界記録認定証。（１２月９日撮影、フフホト＝新華社記者／李雲平）pagebreak

   内蒙古金山熱電の間接冷却塔。（９月１０日、小型無人機から、フフホト＝新華社記者／李雲平）pagebreak

   内蒙古金山熱電での「最も高い冷却塔」ギネス世界記録認定証授与式。（１２月１日撮影、フフホト＝新華社記者／李雲平）