中国の新エネ商用車導入台数、164万台に

中国の新エネ商用車導入台数、164万台に

新華社 | 2023-12-16 08:40:47

   【新華社海口12月15日】中国交通運輸部の王剛(おう・ごう)副部長はこのほど、海南省海口市で開かれた2023年世界新エネルギー車大会(WNEVC)で、中国の新エネ商用車導入台数は路線バスが約54万台、タクシーが約30万台、都市部の配送車が約80万台となり、合計164万台に上ったと明らかにした。

   王氏によると、中国は新エネ車用充電施設の供給強化に力を入れており、充電器のある駐車スペースを設置した高速道路のサービスエリアは全国で6257カ所と、総数の94%を占めた。高速道路のサービスエリアに設置された充電設備の数は2万基に上り、小型バスに4万9千台分の充電器付き駐車スペースを提供できる。北京市、遼寧省、吉林省、上海市、浙江省などの11省・直轄市では高速道路サービスエリアの充電設備設置率が100%となり、人々の利便性と信頼性の高い移動に対する需要に一段と対応している。

   交通運輸部はスマート交通インフラシステムの整備を加速し、自動運転に関する重要なコア技術の開発に取り組んでいる。北京、上海、蘇州、鄭州などの都市では都市交通や物流、港湾作業など典型的な新エネ車の利用場面を巡り、14件のスマート交通に関する先行導入実証実験プロジェクトを実施し、自動運転車両の大規模応用プランを制定している。

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