華能石島湾高温ガス炉原子力発電所の外観。(資料写真、北京=新華社配信/孫文湛)
【新華社北京12月15日】中国国家能源(エネルギー)局と発電大手の中国華能集団はこのほど、山東省の華能石島湾高温ガス炉原子力発電所が168時間の連続試験運転を終え、本格的な商業運転を始めたと明らかにした。中国が完全に独自の知的財産権を有する国家重点科学技術プロジェクトの代表的な成果となった。世界初の第4世代原子力発電所でもあり、第4世代原発技術分野で中国が世界をリードする水準に達していることを裏付けた。
同発電所には、設計・研究開発、施工、設備製造、生産・運営など産業チェーンの川上・川下の事業者500社余りが参画。世界的なコア技術の難題を相次いで解決し、設備の国産化率は90%を超えた。商業運転の開始は、中国の原発の安全な発展を促進し、原発の技術革新能力を高める上で前向きな影響と重要な意義を持つ。pagebreak
華能石島湾高温ガス炉原子力発電所の外観。(資料写真、北京=新華社配信/宋琨陽)pagebreak
華能石島湾高温ガス炉原子力発電所の蒸気発生器取り付け作業。(2019年1月27日撮影、北京=新華社配信/宋琨陽)pagebreak
華能石島湾高温ガス炉原子力発電所で行われた原子炉圧力容器の設置作業。(2016年3月20日撮影、北京=新華社配信/馬月軍)