新疆の国家級砂漠地帯発電所、第1弾の系統連系完了

新疆の国家級砂漠地帯発電所、第1弾の系統連系完了

新華社 | 2023-12-14 14:44:29

   国家電力投資集団が新疆ウイグル自治区阿拉爾市に建設した太陽光発電所。(ウルムチ=新華社配信/馬海驕)

  【新華社ウルムチ12月14日】中国の発電大手、国家電力投資集団が新疆ウイグル自治区阿拉爾(アラル)市に建設した太陽光発電所が10日、系統連系に成功した。これにより、新疆で第1弾となる砂漠地帯に建設された国家級風力・太陽光発電プロジェクトの全設備の系統連系が完了した。

  砂漠・荒漠地帯に重点を置いて大型風力・太陽光発電所の建設を推進、加速することは、国がクリーン・低炭素化を推し進めるための重要な戦略的措置だ。新疆は豊富な風力・太陽光資源のほか、砂漠や荒漠地といった土地資源にも恵まれ、国が建設を計画する大型クリーンエネルギー拠点の一つとなっている。

  国は3回に分けて、砂漠・荒漠地帯の風力・太陽光発電プロジェクトを発表した。新疆が3回分の国家プロジェクトに組み入れた発電所の設備容量は3718万キロワットで、今回系統接続された第1弾の発電容量は440万キロワットに上る。

  新疆の送電網に系統接続されている発電設備の容量は13億7879万キロワット。うち新エネルギーは6203万8千キロワットで、規模と設備容量の割合はそれぞれ全国上位に立っている。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。