質の高い発展で輝きを放つ三峡ダムエリア

質の高い発展で輝きを放つ三峡ダムエリア

新華社 | 2023-12-11 15:34:45

   11月27日、重慶市万州区天生城文化観光街区の夜景。同街区は区内の天生城大遺跡公園をよりどころに、遺跡の歴史文化と市北東部の特色豊かな民泊を融合し、都市消費と観光レジャーを一体化させた文化観光エリアとなっている。(重慶=新華社記者/唐奕)

  【新華社重慶12月11日】中国の三峡ダムエリアに位置する重慶市の万州区と奉節、巫山両県、湖北省宜昌市の秭帰(しき)、興山両県はここ数年、エコロジー優先と環境配慮型発展をめぐり、産業の化石燃料からクリーンエネルギーへの転換を図るGX(グリーントランスフォーメーション)やダムエリアの自然・文化の掘り起こしを通じて「エコロジーの産業化、産業のエコロジー化」を持続的に推進し、質の高い発展に向けた新たな道を徐々に形成している。pagebreak

   11月28日、重慶市奉節県草堂鎮欧営村のネーブルオレンジ観光園。同村はここ数年、恵まれた生態環境を生かしてネーブルオレンジ産業の発展に力を注ぎ、GXによる発展の道を歩んでいる。2015年に9千元(1元=約21円)だった村民1人当たりの可処分所得は22年に1万7850元に増え、ネーブルオレンジの栽培面積も7580ムー(約500ヘクタール)以上に拡大。スマート農業システムの整備を強化し、ネーブルオレンジの標準化、機械化、エコロジー化、スマート化栽培モデル地帯づくりを進めている。(重慶=新華社記者/唐奕)pagebreak

   11月27日、重慶市万州区の貨物車メーカー、重慶長安跨越車両の工場で働く従業員。同社はここ数年、発展モデルを転換し、技術・設備のスマート化、デジタル化を持続的に進め、スマートコネクテッドカーや新エネルギー車、特種用途車の先進技術を積極的に模索、蓄積している。(重慶=新華社記者/唐奕)pagebreak

   11月30日、紅葉に覆われた重慶市巫山県の長江三峡水域。同県はここ数年、紅葉景観資源を活用し、巫山紅葉のブランド化を推進。巫山紅葉フェスティバルは過去16回の開催を通じ、同市の重要な観光フェスティバルの一つになっている。(重慶=新華社記者/唐奕)pagebreak

   11月27日、重慶市万州区の復興劇場でショーを観賞する人たち。同劇場は文化展示や芸術交流、公共教育などの要素を集めた総合文化センターとなっている。(重慶=新華社記者/唐奕)pagebreak

   2日、湖北省宜昌市夷陵区の三峡人家風景区の民俗ショー。国家5A級(最高ランク)観光地に指定される三峡人家には山と水に囲まれた絵画のような風景が広がり、毎年100万人を超える観光客が訪れている。(宜昌=新華社記者/伍志尊)pagebreak

   2日、湖北省宜昌市興山県の水上道路を走る車。(小型無人機から)。同県はここ数年、文化と観光の深い融合を通じ、山間部ながらも質の高い発展を進めている。(宜昌=新華社記者/伍志尊)

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