中国の再エネ発電設備容量、全体の半分に

   【新華社北京１２月２日】中国国家能源（エネルギー）局が１１月３０日に発表した１０月末時点の全国の再生可能エネルギー発電設備容量は１４億キロワットを突破して前年同期比２０・８％増の１４億４００万キロワットとなり、全設備容量の約４９・９％を占めた。

   内訳は水力発電が４億２千万キロワット、風力発電が４億４００万キロワット、太陽光発電が５億３６００万キロワット、バイオマス発電が４４００万キロワットだった。全国の再エネ発電設備容量は年末に１４億５千万キロワットを超え、風力発電・太陽光発電は１０億キロワットを上回る見通し。

   １～１０月の全国の再エネ発電電力量は２兆３３００億キロワット時で、発電量全体の３１・８％を占めた。うち水力発電は９８０５億キロワット時、風力発電は６９６８億キロワット時、太陽光発電は４８９８億キロワット時、バイオマス発電は１６４０億キロワット時。再エネ発電電力量は年間３兆キロワット時に上り、全体の３分の１に拡大するとみられる。