「Panda杯全日本青年作文コンクール2023」の表彰式開催

「Panda杯全日本青年作文コンクール2023」の表彰式開催

新華社 | 2023-12-01 22:00:00

11月30日、表彰式に参加した受賞者と来賓。(北京=新華社記者/許芸潁)

   【新華社北京12月1日】中国外文局アジア太平洋広報センター、在日中国大使館、日本科学協会が共催する「Panda杯全日本青年作文コンクール2023」の表彰式が11月30日、北京で開かれ、主催者の代表や受賞した青年の代表らが出席した。

11月30日、表彰式であいさつする中国外文局の杜占元(と・せんげん)局長。(北京=新華社記者/許芸潁)

   中国外文局の杜占元(と・せんげん)局長はあいさつし、青年友好は中日の代々友好の基礎であり、Panda杯を通じて、青年が両国の相互信頼と友好を増進する確かな力になることを期待すると述べた。

11月30日、表彰式であいさつする公益財団法人日本科学協会理事で訪中団団長の渡邊雄一郎氏。(北京=新華社記者/許芸潁)

   公益財団法人日本科学協会理事で訪中団団長の渡邊雄一郎氏は「さまざまな分野の若い青年たちを連れてきた。それぞれの感性で中国の現状や社会を体感してくれたと思う。今回の訪中で、これからの日中の友好関係にさらに広がる力ができたと思う」と述べた。

11月30日、表彰式で感想を述べる受賞者代表の嶋田智沙恵さん。(北京=新華社記者/許芸潁)

   受賞者を代表し、兵庫教育大学の嶋田智沙恵さんが「たくさんの先輩方から日中学生交流の思いを受け継いだ。日中学生交流の旗はまもなく次の後輩たちに受け継がれていくだろう」と感想を述べた。自身の将来について「大学院卒業後、中国国内の日本人学校で教員として勤務し、日中の子どもたちをつなぐ懸け橋になりない」と語った。

11月30日、表彰式の様子。(北京=新華社記者/許芸潁)

   コンクールは「@Japan わたしと中国」をテーマに、16~35歳の若者から作文を募集している。今年は過去最多となる800件余りの応募があり、優秀賞10人、入選10人、佳作35人、団体賞3チームが選ばれた。

   中日関係と中日交流に対する日本の若者世代の見方を総合的に理解するため、参加者にアンケートも実施した。結果、多くの日本の青年が中日関係を非常に重視し、民間友好交流が果たす積極的な役割と両国に通じる東洋文化の価値観を十分に認め、将来の中日関係の良好な発展を引き続き期待していることが分かった。(記者/李佼俐、許芸潁)

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