【新華社北京11月30日】中国外交部は30日、「パレスチナ・イスラエル衝突に関する中国の立場」と題する文書を発表した。主な内容は次の通り。
今回のパレスチナ・イスラエル衝突では多くの一般市民が死傷し、深刻な人道危機として国際社会の高い関心を集めている。習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は現在のパレスチナ・イスラエル情勢について複数回にわたり中国の原則的立場を説明し、即時停戦と人道救援ルートの安全確保、衝突の拡大防止を強調してきた。根本的な活路は「2国家解決案」を実行に移し、国際的な平和交渉促進の共通認識を結集し、パレスチナ問題の全面的かつ公正、恒久的な解決を早期に得られるよう推進することである。
中国は全面停戦、一般市民の確実な保護、人道救援の確保、外交交渉の強化、政治的解決の追求の五つを提案する。