【新華社北京11月28日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は27日の記者会見で、マレーシアのアンワル首相が26日に同国での滞在が30日以内の中国国民に対する査証(ビザ)免除を12月1日から実施すると表明したことについて、次のように述べた。
われわれは、マレーシアが中国国民に対して入国30日以内のビザ免除政策を実施することを歓迎する。
中国とマレーシアは海を隔てて向き合う友好的隣国で、両国の伝統的な友情は千年を越える。双方は今年、中国・マレーシア運命共同体を共同で建設することについて重要な共通認識に達した。来年は両国の国交樹立50周年にあたる。われわれは双方が打ち出したビザ円滑化政策が両国の人的往来のさらなる増進に新たな原動力を注ぐと信じている。
中国はマレーシアと共に、両国の互恵協力と人的・文化交流を引き続き強化し、両国の友好協力がより豊かな成果を生むようにしていきたい。