上空から見た新疆ウイグル自治区のカラス口岸。(11月6日、小型無人機から、カシュガル=新華社記者/丁磊)
【新華社ウルムチ11月24日】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区はシルクロード経済ベルトの中核地域である同自治区南部の要衝として独自の優位性を持つ。カザフスタン、パキスタン、タジキスタンなど8カ国と国境を接し、紅其拉甫(クンジュラブ)、卡拉蘇(カラス)、吐爾尕特(トルガルト)、伊爾克什坦(イルケシュタム)の各口岸(通関地)とカシュガル航空口岸の計5カ所が国家1類口岸に指定されている。かねてから五つの通関地が8カ国に通じ、ユーラシアをつなぐとされたカシュガル地区は中国にとって西に向けて開いた重要な窓口であり、中央アジア、南アジア、西アジア、そして欧州に入る黄金ルートでもある。
同地区の開放型経済は飛躍的に発展している。カシュガル税関の統計によると、1~9月の貿易総額は前年同期比89・7%増の600億元(1元=約21円)に上り、ウイグル自治区全体の24・1%を占めるとともに、貿易量と伸び率、総合保税区の貿易総額がいずれも自治区内最高となった。pagebreak
11日、中国(新疆)自由貿易試験区カシュガルエリアの除幕式。(カシュガル=新華社記者/丁磊)pagebreak
新疆ウイグル自治区のカシュガル総合保税区を出るトラック。(11月4日撮影、カシュガル=新華社記者/丁磊)pagebreak
新疆ウイグル自治区カシュガル総合保税区内の税関施封集中検査作業区で輸出車を検査する税関職員。(11月4日撮影、カシュガル=新華社記者/丁磊)pagebreak
新疆ウイグル自治区のイルケシュタム口岸で、入国用ルートを走行するトラック。(11月7日撮影、カシュガル=新華社記者/丁磊)pagebreak
新疆ウイグル自治区クンジュラブ口岸の検査ホールで審査を受ける出国者。(11月6日撮影、カシュガル=新華社記者/丁磊)pagebreak
新疆ウイグル自治区タシュクルガン・タジク自治県で、クンジュラブ口岸から持ち込んだパキスタン製品を顧客に紹介するパキスタン人事業家。(11月5日撮影、カシュガル=新華社記者/丁磊)