第24回ハルビン氷雪大世界。(1月2日撮影、ハルビン=新華社記者/劉赫垚)
【新華社ハルビン11月23日】中国黒竜江省ハルビン市で毎年冬に開催されているハルビン氷雪大世界(ハルビン氷祭り)が、今年は例年より早く開催される見通しとなった。設営を請け負うハルビン氷雪大世界有限公司が20日、明らかにした。
ハルビン氷雪大世界では通例、氷の採取・設営期間中に上質の氷を余分に選び貯蔵している。これらの一年間保存していた10万立方メートルの天然氷が、近く再び会場の初期設営に投入される。
同社マーケティング部の孫沢旻(そん・たくびん)副部長は、この10万立方メートルの貯蔵氷は技術革新の成果だと説明する。最新技術により氷貯蔵場は低温、遮光、断熱、密封が保たれ、気温が30度を超える真夏でも氷が溶けるのを防ぐことができる。
会場では現在、壮大で美しい「氷雪王国」を例年より早く人々に「お披露目」するため、12月初旬から中旬の開催を目指して本格的な準備が進められている。(記者/劉赫垚、楊思琪)pagebreak
第24回ハルビン氷雪大世界。(1月2日撮影、ハルビン=新華社記者/劉赫垚)