新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(11/20)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(11/20)

新華社 | 2023-11-21 12:03:31

   【新華社北京11月21日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月20日のニュースをお届けします。

   1.徐大堡原発1号機の原子炉建屋が着工 遼寧省葫蘆島市

   中国国有原子力発電大手、中国核工業集団(中核集団)傘下の中国核能電力が過半出資し、遼寧省葫蘆島(ころとう)市で建設中の徐大堡原子力発電所は15日、1号機の原子炉建屋が着工しました。1号機の定格設備容量は129万1千キロワットで、耐用年数は60年となります。

   2.唐代の絹織物「繚綾」の復元に成功 白居易の詩にも登場

   中国の文化財機関、博物館の関係者がこのほど、陝西省宝鶏市扶風(ふふう)県にある古刹、法門寺の地宮(地下宝物庫)から出土した絹織物を基に、紡織技術を駆使して、唐代の貴重な絹織物「繚綾(りょうりん)」の復元に成功しました。これにより、紡織品に関する文化財の総合的・一体的な保護を実現しました。繚綾は唐代の詩人、白居易(はく・きょい)が詠んだ詩にも登場しますが、千年余りの間、実物も製造技法も失われてしまっていました。

   3.渤海初の1千億立方m級ガス田、第1期プロジェクトが生産開始

   中国の国有石油大手、中国海洋石油集団は14日、渤海湾初の1千億立方メートル級大型ガス田となる「渤中19−6」コンデンセートガス田の第1期開発プロジェクトが生産を開始したと発表しました。海底深層の複雑な潜丘構造に形成された石油・ガス層の開発は新たな段階に進みました。

   4.浙江省仙居県のヤマモモ複合農業システム、世界農業遺産に

   国連食糧農業機関(FAO)はこのほど、中国浙江省台州市仙居県の「古楊梅」(樹齢100年以上のヤマモモ)群複合農業システムを世界農業遺産に認定したことをウェブサイトで発表しました。

   5.中国の家庭用分散型太陽光発電容量、1億キロワット超

   中国国家能源(エネルギー)局はこのほど、全国の太陽光発電の設備容量が今年9月末時点で5億2千万キロワットとなり、うち家庭用の分散型太陽光発電が1億500万キロワットに上ったと明らかにしました。農村地区の500万世帯を超え、5千億元(1元=約21円)以上の有効的な投資をけん引しました。

   6.中国の通販セール「双11」、宅配便集荷件数は25・7%増

   中国国家郵政局は17日、全国の郵便・宅配企業が今月1~16日のネット通販セール「双11(ダブルイレブン)」期間中に取り扱った宅配便の集荷件数が前年同期比25・7%増の77億6700万件になったと明らかにしました。配達件数は30・9%増の75億900万件でした。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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