渤海初の1千億立方m級ガス田、第1期プロジェクトが生産開始

渤海初の1千億立方m級ガス田、第1期プロジェクトが生産開始

新華社 | 2023-11-20 15:31:20

   14日、「渤中19−6」コンデンセートガス田。(小型無人機から、天津=新華社配信/杜鵬輝)

   【新華社北京11月20日】中国の国有石油大手、中国海洋石油集団は14日、渤海湾初の1千億立方メートル級大型ガス田となる「渤中19−6」コンデンセートガス田の第1期開発プロジェクトが生産を開始したと発表した。海底深層の複雑な潜丘構造に形成された石油・ガス層の開発は新たな段階に進んだ。

  「渤中19−6」は渤海中部海域に位置し、平均水深は約20メートル。これまでに確認された埋蔵量は天然ガスが2千億立方メートル、天然ガスコンデンセートが2億立方メートルを超え、中国東部で最初の1千億立方メートル級の大型整装コンデンセートガス田となる。生産設備は主に新造された中央処理プラットフォーム、無人坑口プラットフォーム3基、天然ガス処理ターミナルからなり、計画では65本の生産井を稼働させ、ピーク時の日産量はトン換算で5千トン超を見込む。

  第1期開発プロジェクトは、中国が独自で設計、建設、設置し、運営している。超高圧ガスの循環充填、石油・ガスの総合処理、再生可能エネルギー由来のグリーンな陸上電力供給、中央制御遠隔操作などの先進機能を備え、多くの技術的進展が中国の海上石油・ガス田の開発技術の空白を埋めた。pagebreak

   14日、「渤中19−6」コンデンセートガス田で、油井のプロセスを調整する職員。(天津=新華社配信/杜鵬輝)pagebreak

   14日、「渤中19−6」コンデンセートガス田のプラットフォーム。(天津=新華社配信/杜鵬輝)pagebreak

   14日、「渤中19−6」コンデンセートガス田で、プラットフォームの電力システムを点検する職員。(天津=新華社配信/杜鵬輝)

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