12日、バングラデシュ・ナルシングディに建設されたゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場。(ナルシングディ=新華社記者/孫楠)
【新華社ダッカ11月19日】中国企業が建設に参画したバングラデシュのゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場が完成し、12日に落成式典が行われた。工場は同国初の二酸化炭素(CO2)回収・利用が可能なグリーン(環境配慮型)化学肥料工場となる。
12日、ゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場の落成式典に出席したバングラデシュのハシナ首相(中央)。(ナルシングディ=新華社配信)
中国の国有化学大手、中国化学工程集団傘下の中国化学工程第七建設と日本の三菱重工業が共同で建設した。式典に出席したバングラデシュのハシナ首相は、工場稼働によりバングラデシュの尿素生産量が10%増加すると説明。化学肥料の輸入が減り、より多くの雇用を創出すると述べた。
12日、ゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場を見学するバングラデシュのハシナ首相(右から2人目)。(ナルシングディ=新華社配信)
工場は年間で合成アンモニア50万トン、粒状尿素80万トンを生産できる。
12日、ゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場の落成式典に出席したバングラデシュのハシナ首相(左から4人目)。(ナルシングディ=新華社配信)
12日、ゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場の落成式典。(ナルシングディ=新華社記者/孫楠)
12日、バングラデシュ・ナルシングディに建設されたゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場。(ナルシングディ=新華社配信)
12日、バングラデシュ・ナルシングディに建設されたゴラサール・ポラッシュ化学肥料工場。(ナルシングディ=新華社配信)