習近平主席、米友好団体合同歓迎レセプションで演説

習近平主席、米友好団体合同歓迎レセプションで演説

新華社 | 2023-11-16 18:32:50

   【新華社サンフランシスコ11月16日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は15日(日本時間16日)、米友好団体の合同歓迎レセプションで演説を行った。演説の要旨は次の通り。

   中米関係の希望は人民にあり、基礎は民間にあり、未来は青年にあり、活力は地方にある。私はより多くの米国の州知事や議員の訪中を歓迎し、米国各界人士の中国への訪問を歓迎する。

   中米関係の物語は人民によって記されるものである。私が初めて米国を訪問した時、アイオワ州のドボルチャク夫妻宅に滞在した。ボニー・ストリート2911番地にあったと今でも覚えている。これは私と米国の人々との初めての触れ合いで、米国の人々と共に過ごした忘れられない経験だ。彼らこそが私にとっての米国である。

   中米関係の未来は人民によって創造される。困難な時ほど、人民の結び付きを強め、心の交流を増進し、より多くの人が立ち上がって中米関係を鼓舞する必要がある。われわれは人民間の交流のためにより多くの橋を架け、より多くの道路を敷設しなければならない。さまざまな障害を設け、「萎縮効果」をつくり出すべきではない。

   中国が米国の負けに賭けたことはなく、米国の内政に干渉したこともない。米国に挑戦し、取って代わるつもりもない。自信に満ち、開放的で、繁栄、発展する米国を見るのは喜ばしい。同様に米国も中国の負けに賭けず、中国の内政に干渉せず、平和で安定し、繁栄する中国を歓迎すべきだ。

   私はここで宣言したい。中米両国人民、特に青少年世代の交流を拡大するため、中国は今後5年間で米国の5万人の青少年を交流と学習のために中国へ招きたい。

   新中国成立から70年余り、中国は自らいかなる戦争、衝突も起こしたことはなく、他国の領土を一寸たりとも侵略、占領したこともない。平和的発展を憲法と執政党の党規約に盛り込み、国家の意志へと高めた唯一の大国である。中国は現在の国際秩序の受益者であり擁護者でもある。

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