【新華社北京11月15日】在日中国大使館の報道官は15日、自民党副総裁で元首相の麻生太郎氏が訪問先のオーストラリアで台湾問題に絡み、日米豪が結束して中国の力による現状変更を容認しない姿勢を示すべきだと強調したことに関し、次のように表明した。
日本の自民党の要人が台湾問題で再びほしいままに挑発し、中国の内政に干渉して、中日間の四つの政治文書の精神に著しく背いたことに対し、われわれは強い不満と断固とした反対を表明する。
台湾海峡の現状は、海峡両岸(中国の大陸と台湾)が一つの中国に属し、台湾は中国の領土の一部であり、中国の国家主権と領土保全は分断されていない。現状変更をもくろんでいるのは中国ではなく、「台湾独立」分裂分子と外部の干渉勢力である。中国政府と人民は、主権と安全保障上の利益を断固として守る。