【新華社ボン11月11日】ドイツのボンで8日、在ドイツ中国大使館主催の中独経済協力フォーラムが行われた。ドイツ経済界の代表は席上、中国経済の発展見通しに期待感を示し、両国が対話を強め、政治的相互信頼を増進し、経済協力に良好なムードを醸成することを希望すると述べた。
ドイツの産業用ロボットメーカー、クーカグループのピーター・モーネンCEO(最高経営責任者)は、中国は同社にとって重要な生産拠点であり、販売市場でもあるとし、ドイツ政府が企業の中国での発展にゴーサインを出すべきだと述べた。
中国の呉懇(ご・こん)駐ドイツ大使はあいさつで、中国は互恵・ウィンウィンを土台に、欧州やドイツとの協力を引き続き深めていくとし、ドイツ政府が今後も開放的かつ公正な姿勢で中国企業や対中協力を見ていくよう呼びかけた。中国の発展は世界経済に貢献するだけでなく、ドイツと欧州にもより多くのチャンスをもたらすことができると指摘した。