【新華社バンコク11月10日】タイのプームタム・ウェーチャヤチャイ副首相兼商務相はこのほど、中国とタイ報道機関の合同インタビューに応じ、中国国際輸入博覧会(輸入博)は、中国が対外開放を継続する決意を伝え、各方面が協力を拡大する意向を十分に示す場であり、全世界の企業、特に中小企業に新たなチャンスをもたらしていると述べた。中国市場は世界で最も大きく、最も活力にあふれる市場の一つであり、中国の継続的な対外開放は全世界、特にタイに利益を与えているとした。
プームタム氏は、タイが今年、食品・飲料企業20社を取りまとめて輸入博に参加し、タイ食品産業の潜在力を重点的に展示すると紹介した。両国の技術イノベーション型中小企業同士の協力の推進に向けて、私は懸け橋を築きたいと語る。双方の十分な意思疎通により、タイ企業は、中国の中小企業の革新的な考え方と措置をよりよく理解できるとした。
中国は数年連続でタイ最大の貿易相手先となっている。輸入博は、タイ企業が中国市場に進出するルートを広げ、潜在力と能力を十分に示す機会を提供している。
中国が「一帯一路」構想を提起してから今年で10年を迎える。輸入博は、「一帯一路」共同建設を促進する機能があり、中国の市場開放の決意と「一帯一路」共同建設の推進は、中国が各国の相互接続、共同発展の促進に払った努力を反映している。プームタム氏は、貿易協力の展開が各国の人々に幸福をもたらし、実利を与え、世界の平和と発展にプラスに働くとの見方を示した。