10月30日、ギネス世界記録認定証を授与された世界最大の赤霊芝。(涼山=新華社配信)
【新華社成都11月9日】中国四川省涼山イ族自治州雷波県でこのほど、世界最大の赤霊芝(レイシ)に対するギネス世界記録の認定証授与式が行われた。認定員が「霊芝の最終有効直径は1・055メートル」と発表し、巨大な赤霊芝が「世界最大の人工栽培による赤霊芝」としてギネス記録の栄誉を受けた。
同県の三楽霊芝産業パークで栽培された赤霊芝は、これまで確認された最大の人工栽培による個体で、薬用・コレクション価値が高い。
同県箐口郷紅岩村は、標高や気候が霊芝の生育に最適とされている。この地にある同産業パークは、中国の東西協力(東部地域と西部地域の協力)により、浙江省寧波市象山県が雷波県を支援するプロジェクトとなっている。パークの敷地面積は300ムー(20ヘクタール)余りで、昨年9月に第1期工事が始まり、今年4月に栽培を開始した。10月に最初の霊芝の収穫が始まり、1ムー(約667平方メートル)当たりの生産額は18万元(1元=約21円)前後に達する見込みとなっている。(記者/董小紅)pagebreak
10月30日、四川省涼山イ族自治州雷波県で行われた世界最大の赤霊芝のギネス世界記録認定証授与式。(涼山=新華社配信)