中国企業建設の空港、アフリカ航空業の発展にチャンス生む

中国企業建設の空港、アフリカ航空業の発展にチャンス生む

新華社 | 2023-11-09 13:34:34

   【新華社ルアンダ11月9日】TAAGアンゴラ航空のエドゥアルド・フェアレン最高経営責任者(CEO)はこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、中国企業が建設を請け負ったアンゴラのアントニオ・アゴスティニョ・ネト博士国際空港について、アフリカ南部の各国を効果的につなげ、アフリカ航空業の発展に新たなチャンスを生み出すとの見通しを示した。

   フェアレン氏は「近代的な国際空港であり、完成後はアフリカ南部の重要な国際航空ハブになる。わが社を含むアフリカの航空各社の国際的な事業運営能力を大きく引き上げ、アフリカ航空業の発展に多くの可能性をもたらす」と語った。

   また「新空港の開港は多くのチャンスをもたらし、航空会社に大きな事業運営の余地を生み出す」とし、「既存のクアトロ・デ・フェベレイロ空港(ルアンダ国際空港)に比べ、新空港は空間が広く滑走路も多い。充実したデジタル設備が高効率な運航管理を助け、24時間運用体制も可能にしている」と述べた。

   アンゴラ運輸省によると、新空港は首都ルアンダ市街地の南東40キロに位置し、中国航空機メーカー大手の中国航空工業集団(AVIC)傘下の中国航空技術国際工程が建設を請け負う。完成後はアンゴラの世界に通じる主要な門戸になるとともに、アフリカ地域の航空輸送市場の成長も促す。

   中国航空技術国際工程の説明によると、新空港は旅客数を年間延べ1500万人、貨物・郵便物取扱量を年間13万トンとして設計され、中国企業が海外で一括して建設、竣工した国際空港プロジェクトとして最も充実した機能と最大の規模を誇る。貨物輸送は今月10日から始まり、旅客輸送は国内線が来年2月、国際線が来年6月の開始を予定している。

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