京都宇治市の黄檗山万福寺で「日中文化芸術祭」開催

   ４日、第２回日中文化芸術祭ＩＮ万福寺のイベント会場で開幕式に出席した来賓。（福州＝新華社配信）

　 【新華社福州１１月６日】日本の京都府宇治市にある黄檗（おうばく）山万福寺で４日、第２回「日中文化芸術祭ＩＮ万福寺」の開幕式が行われた。中国の薛剣（せつ・けん）駐大阪総領事が祝賀メッセージを寄せ、宇治市の松村淳子市長、京都府日中友好協会の田中彰寿会長、京都華僑総会の楊正武（よう・せいぶ）会長ら両国関係者が式典に出席した。

   同イベントは中日平和友好条約締結４５周年を記念し、日本の黄檗宗大本山万福寺と黄檗文化促進会が共催し、３～５日の日程で行われた。期間中には日本の芸術家と在日中国人芸術家５０人余りによる「日中書画精品展」が開かれ、同寺が所蔵する中国の貴重な文化財を展示する「唐物精華展」も同時開催された。また、日中音楽コンサートも催され、両国の音楽家がそれぞれの伝統楽器で共演したほか、黄檗宗煎茶道の流派である小笠原流と、中国の茶道家による茶道文化パフォーマンスも披露された。pagebreak

   ４日、第２回日中文化芸術祭ＩＮ万福寺のイベント会場で行われた太鼓の演奏。（福州＝新華社配信）pagebreak

   ４日、京都府宇治市の黄檗山万福寺で、書画展を見学する来賓。（福州＝新華社配信）pagebreak

   ４日、第２回日中文化芸術祭ＩＮ万福寺のイベント会場で行われた茶道文化パフォーマンス「禅茶一味」。（福州＝新華社配信）pagebreak

   ４日、第２回日中文化芸術祭ＩＮ万福寺のイベント会場であいさつを述べる宇治市の松村淳子市長。（福州＝新華社配信）