中国建機大手の中聯重科、海外事業が好調

   湖南省長沙市で開催された第２回中国アフリカ経済貿易博覧会メイン会場に設けられた中聯重科のブース。（２０２１年９月２９日撮影、長沙＝新華社記者／陳思汗）

　 【新華社北京１１月２日】中国建設機械大手の中聯重科が１０月３０日に発表した２０２３年第１～３四半期（１～９月）決算は、売上高が前年同期比１５・９％増の３５５億１４００万元（１元＝約２１円）、親会社株主に帰属する純利益が３１・７％増の２８億５５００万元となり、非経常項目を除く純利益は５１・１％増の２３億６２００万元だった。海外売上高は２倍の１３０億２９００万元に達し、総売上高に占める割合は３６・７％に拡大し、過去最高を記録した。国内の売上高は２２４億８５００万元で、好調に推移した。

　 同社は現在、１３８カ国・地域で海外事業を展開し、海外に設立した各種事業拠点とサービスセンターは３５０カ所を超える。