中国・湛江市、「一帯一路」共同建設国との貿易が拡大

中国・湛江市、「一帯一路」共同建設国との貿易が拡大

新華社 | 2023-10-30 09:29:06

「一帯一路」共同建設国へ輸出する鋼材を検査する東海島税関(湛江税関管轄)の職員。(9月30日撮影湛江=新華社配信)

   【新華社広州10月30日】中国広東省湛江(たんこう)税関が発表した1~9月の湛江市と「一帯一路」共同建設国との貿易額は253億4千万元(1元=約20円)だった。輸出は前年同期比12・5%増の90億8千万元で、うち鋼材は32・3%増の30億6千万元となった。

   同市では鉄鋼業や製紙業などの発展に伴い、鋼材と紙製品の輸出が年々増えており、「一帯一路」共同建設国への主要輸出商品となっている。1~9月の紙製品の輸出は12億4千万元、家電製品は9億5千万元だった。

総合保税区の検問所で車両を管理する湛江税関の職員。(9月18日撮影、湛江=新華社配信)

   一方で鉄鋼や精製など重要プロジェクトの建設や稼働を受けたコモディティ原料需要の高まりにより、「一帯一路」共同建設国からの輸入は、原油が82億2千万元、金属鉱物が11億2千万元、塩化カリウムが12億4千万元となった。

   「一帯一路」共同建設国との活発な貿易活動が追い風となり、貿易総額は1・9%増の496億5千万元に上った。(記者/壮錦)

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