27日、ザンビア・ルサカで中国企業就職フェアに参加する学生(右側)。(ルサカ=新華社記者/彭立軍)
【新華社ルサカ10月30日】アフリカ南部ザンビアの首都ルサカにあるザンビア大学で27日、中国企業就職フェアが開かれ、同大やムルングシ大学など七つの高等教育機関の学生約2千人が参加した。
ザンビア大学孔子学院が主催し、ザンビア華僑華人総会が協力。建設や貿易、製造業、農業、文化、観光など各業界の中国企業70社が参加し、700以上の求人を出した。
27日、ザンビア・ルサカで開かれた中国企業就職フェアで、エントリーシートに記入する学生。(ルサカ=新華社記者/彭立軍)
フェアに出席した杜暁暉(と・ぎょうき)駐ザンビア大使は、今回のフェアが参加企業、求人数、参加大学、応募学生ともに過去最大の規模になったことについて、「一帯一路」の質の高い共同建設と両国首脳の重要な共通認識の実行に向けた両国の強い自信を示していると指摘。ザンビアの中国企業が積極的に社会責任を果たし、より多くの雇用機会を創出することに期待を示した。
27日、ザンビア・ルサカで開かれた中国企業就職フェアで、エントリーシートに記入する学生。(ルサカ=新華社記者/彭立軍)
ザンビア大学孔子学院の設立は2010年。河北省石家荘市の河北経貿大学とザンビア大学が共同で運営し、13年間で約2万人のザンビア人学生が同学院や関連教育施設で学んだ。(記者/彭立軍)