23日、試合に臨む杉浦佳子。(杭州=新華社記者/方列)
【新華社杭州10月26日】第4回アジアパラ競技大会(杭州アジアパラ)の自転車競技で、1970年12月生まれの日本代表、杉浦佳子が2種目で銀メダルと銅メダルを獲得しただけでなく、自身のクラス(C3)で大会記録を2度更新した。
23日に行われた女子個人3千メートルパシュート(運動機能障害C1~3)で、杉浦は銀メダルを獲得、さらにC3クラスの大会記録を更新する成績を収めた。24日午後の女子個人500メートルタイムトライアル(運動機能障害C1~3)では、C3クラスの大会記録を39秒995のタイムで更新、銅メダルを獲得した。
杉浦は長年、ロードレースを愛好していたが、45歳の時レース中に転倒、右半身まひと記憶障害を負った。しかし諦めることなくリハビリに励み、大好きなロードレースを続けた。
現在52歳の杉浦選手は、自分にとってどの年齢も新たな挑戦だと述べた。(記者/方列)