中国CATL、1~9月の売上高は40・1%増

中国CATL、1~9月の売上高は40・1%増

新華社 | 2023-10-23 13:58:42

   寧徳時代新能源科技の本社ビル。(2022年8月17日、小型無人機から、寧徳=新華社記者/魏培全)

  【華社寧徳10月23日】中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)がこのほど発表した7~9月期決算は、1~9月の売上高が前年同期比40・1%増の2946億7700万元(1元=約20円)、純利益が77・1%増の311億4500万元だった。

  車載電池搭載量は同社が2022年まで6年連続で世界1位となった。韓国の市場調査会社SNEリサーチが発表したデータによると、1~8月の搭載量は依然として世界トップを維持したほか、海外市場のシェアも着実に伸びた。うち欧州市場は前年同期比8・1ポイント上昇の34・9%、中国・米国・欧州を除く地域では10ポイント上昇の27・0%で1位となった。

  同社はこのほど、欧州のフォルクスワーゲン(VW)、ステランティス、BMW、メルセデス・ベンツなどのメーカーから大口受注を獲得した。欧州メーカーによる26~30年の納品企業指定において、同社はより大きなシェアを獲得し、欧州市場シェアの着実な拡大につながった。

  また、第3世代CTP(セル・トゥー・パック)技術を採用した新型車載電池「麒麟(Qilin)」、正極材にリン酸マンガン鉄リチウムを利用した電池「M3P」、超急速充電に対応した新型電池「神行超充電池」などの新製品導入により、市場の異なる需要に対応する次世代製品ラインナップを整えている。

  1~9月の研究開発費は40・7%増の148億7600万元だった。

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