オオシロアリタケの傘を計測する様子。(10月5日撮影、保山=新華社配信)
【新華社昆明10月23日】中国雲南省保山市昌寧県田園鎮新華社区(コミュニティー)の住民、楊玉蘭(よう・ぎょくらん)さんは、地元のキノコ市場で巨大な野生の食用キノコ、黄鶏樅(オオシロアリタケ)を購入した。
重さは1・4キロあり、柄の直径は7・4センチメートル、傘の幅は38センチメートルで、全体的に黄褐色をしていた。楊さんは「昌寧ではよく採れるが、これほど大きなものは見たことがない」と話す。
オオシロアリタケは野生のキノコの中でも貴重とされ、香辛料と油漬けにした「油鶏樅」は雲南省の特産品とされる。昌寧県はここ数年、生態(エコロジー)建設を重視しており、良好な自然環境が野生キノコ産業の持続可能な発展を促進し、エコロジー要素の向上と林業農家の増収という豊かさへの道を歩んでいる。(記者/趙彩琳)pagebreak
巨大なオオシロアリタケを見せる地元住民。(10月5日撮影、保山=新華社配信)pagebreak
昌寧県で採れたオオシロアリタケ。(10月5日撮影、保山=新華社配信)