9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された広勝寺水神廟(洪洞県)の元代壁画「売魚図」(複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
【新華社太原10月19日】中国山西省晋中市でこのほど、同省で見つかった壁画を展示する山西晋之源壁画芸術博物館がオープンした。繁峙県の岩山寺金代壁画や高平市の開化寺北宋壁画、芮城(ぜいじょう)市の永楽宮元代壁画など省内に現存する壁画を中心に、中国古代壁画の源流を展示している。
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された広勝寺水神廟(洪洞県)の元代壁画「王宮尚食図」(複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
国有博物館を除けば同省で最も規模の大きい博物館で、延床面積は2万平方メートル余り。夏商(殷)周時代から明清時代までを七つの時期に分け、複製や臨写などにより芸術と生活の関係を探求している。国内で最も包括的、体系的かつ優れた視覚効果を持つ壁画展示となっている。
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された広勝寺水神廟(洪洞県)の元代壁画「王宮尚宝図」(複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
芸術的美しさだけでなく、当時の人々の社会生活を知ってもらうため「元雑劇図」や「王宮尚食」「王宮尚宝図」「宴飲図」「奏楽図」など当時の生活の様子を描いた資料も多く展示している。
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された永楽宮(芮城県)の元代壁画「朝元図」(部分、複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
館内には山西省の壁画や彩色塑像、古建築のデータベースを特徴とする山西文化遺産資源ビックデータセンターも設置され、千テラバイト(テラは1兆)のデータが山西壁画の保護と研究、三晋文化(三晋は山西省の別称)の発掘と伝承をデータ面で支えている。(記者/藍建中、王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された永楽宮(芮城県)の元代壁画「朝元図」(部分、複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された永楽宮(芮城県)の元代壁画「朝元図」(部分、複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された永楽宮(芮城県)の元代壁画「朝元図」(部分、複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された永楽宮(芮城県)の元代壁画「朝元図」(部分、複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された永楽宮(芮城県)の元代壁画「朝元図」(部分、複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された広勝寺水神廟(洪洞県)の元代壁画「元雑劇演出図」(複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)
9日、山西晋之源壁画芸術博物館で展示された広勝寺水神廟(洪洞県)の元代壁画「梳粧図」(複製品)。(晋中=新華社記者/王学濤)