18日、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式であいさつする国連のグテレス事務総長。(北京=新華社記者/李学仁)
【新華社北京10月19日】国連のグテレス事務総長は18日、中国北京市で開かれた第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開幕式に出席し、「一帯一路」共同建設は世界の数十億の人々に希望と進歩をもたらしたと述べた。
グテレス氏は開幕式のあいさつで次のように述べた。インフラがなければ発展はない。多くの発展途上国では今も数十億人がインフラ不足の状況にあり、この問題こそが今回の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムと「一帯一路」共同建設構想が重要とされる理由になっている。
「一帯一路」共同建設構想の推進の下、各国はインフラ分野でより多くのチャンスを得て、持続可能な発展目標の実現を加速させている。これは数十億の人々とわれわれが共有する地球に希望と進歩をもたらしている。
「一帯一路」共同建設構想の後押しの下、国際社会は歴史的チャンスを迎え、強靱(きょうじん)性と持続可能を核心とする現代的グリーン都市、コミュニティー、交通・電力システムを築くとともに、持続可能な方法で人々にサービスと就業機会をもたらしている。
「一帯一路」共同建設構想は、発展途上国経済の持続可能性を向上させられるだけでなく、環境の持続可能性の強化にも貢献できる。「グリーンシルクロード」建設の努力を高く称賛する。国連は引き続き支持を行う。