14日、第7回平遥国際映画祭会場でポスターを見る映画ファン。(晋中=新華社記者/陳志豪)
【新華社太原10月16日】中国山西省晋中市の平遥(へいよう)古城で11日夜、第7回平遥国際映画祭が開幕した。「モダン・タイムス」をテーマにした今回の映画祭では、18日までの会期中に中国、フランス、チュニジアなど33の国と地域の計57作品が上映される。
公式上映部門では40%の作品が世界初上映、71%がアジア初上映、97%が中国初上映、100%が中国本土初上映となっている。
映画祭を運営する平遥電影展の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)董事長は、若年化と国際化が平遥国際映画祭の目指してきた方向性であり、映画祭を通じて新人監督の成長と発展をサポートし、中国映画の世界進出を促進することを望んでいると強調。今回の映画祭では世界各国の優れた映画を上映することを基本に、非西洋諸国以外の若手監督による優れた新作を発掘し、積極的にプロモートすることを重視していると述べた。
平遥映画祭は外国語映画を中国に紹介する重要な窓口となっており、過去6回の映画祭で入選した外国語映画の40%が国内の配給会社によって購入された。中国語映画についても、中国の若手監督の作品を鑑賞する重要な窓口となっている。今年は世界七大映画祭の選考責任者が集まり、中国語作品の若手監督と直接交流した。
同映画祭は2017年に設立され、2800年の歴史を持つ平遥古城で毎年開催されている。上映、産業、学術、教育の四大セクションで構成され、世界各国の映画関係者の交流を深めることを目的としている。(記者/陳志豪)pagebreak
14日、平遥古城にある平遥電影宮の一角。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
14日、第7回平遥国際映画祭で作品の上映を待つ映画ファン。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
14日、第7回平遥国際映画祭で作品の上映を待つ映画ファン。(晋中=新華社記者/陳志豪)pagebreak
14日、第7回平遥国際映画祭で来場者と交流する監督ら映画関係者。(晋中=新華社記者/陳志豪)