中国自動車メーカー賽力斯集団、9月の新エネ車販売台数は1万台超

中国自動車メーカー賽力斯集団、9月の新エネ車販売台数は1万台超

新華社 | 2023-10-11 13:50:48

   重慶市にある賽力斯集団の両江新区スマート工場。(2022年6月27日撮影、重慶=新華社記者/王全超)

  【新華社北京10月11日】中国自動車メーカーの賽力斯集団が8日に発表した9月の新エネルギー車(NEV)販売台数は前年同月比64・1%増の1万246台で、月間販売台数が初めて1万台の大台を超え、2カ月続いた下落基調を脱した。

  業界関係者は、同社の新エネ車販売台数の急増は、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と共同で立ち上げた高級新エネ車ブランド「AITO(問界)」シリーズのスポーツタイプ多目的車(SUV)「問界M7」の新モデル発売によるところが大きかったと分析した。

  9月12日に発売された「問界M7」の新モデル5種は、ファーウェイの先進自動運転システム「Huawai ADS 2・0」を塔載し、運転体験の大幅な改善と持続的な高度化を実現した。賽力斯集団によると、発売から10月6日までの25日間に、予約台数は5万台以上となり、中でも10月6日は1日の予約台数が7千台を超え、日間予約台数の最高記録を更新した。

  また、ファーウェイが独自に開発した最新OS「HarmonyOS 4・0」を塔載したフルサイズSUVのフラッグシップモデル「問界M9」が12月に発売される予定で、市場の期待が高まっている。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。