【新華社北京10月10日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、10月9日のニュースをお届けします。
1.パンダのシャンシャン、中国四川省で一般公開
中国四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で8日、ジャイアントパンダ「シャンシャン(香香)」が一般公開されました。
2.パレスチナ・イスラエルの衝突 死者1100人超す
イスラエル公共放送協会(KAN)など複数の同国メディアは8日夜、パレスチナ・イスラエル間の新たな衝突で700人以上のイスラエル人が死亡したと伝えました。パレスチナ自治区ガザ地区の衛生当局も同夜、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃で少なくとも413人が死亡し、2300人が負傷したとの声明を発表しました。
3.アフガン地震の災害支援「できる限り実施」中国外交部
中国外交部の報道官は8日、アフガニスタンの地震について記者の質問に答えました。
記者:報道によると、アフガン西部ヘラート州で7日、マグニチュード6・2の地震があり、これまでに2千人余りが死亡、1万人近くが負傷しました。死傷者に中国公民はいるのですか。中国はアフガンに災害支援を行いますか。
報道官:中国はアフガン・ヘラート州で起きた地震で多くの死傷者が出たことに留意しています。犠牲者に深い哀悼の意を示し、遺族と負傷者に心から見舞いの意を表明します。アフガンの人々が災害から立ち直り、ふるさとを再建できると信じています。中国はアフガンからの要望に基づき、できる限りの災害支援を行います。
多方面からの事実確認では、現時点で中国公民の死傷者は確認されていません。
4.貴州省最大の蓄電所、運用を開始
中国貴州省安順市紫雲県でこのほど、中国原発大手、中国核工業集団傘下の中核紫雲蓄電所第2期プロジェクトがグリッド接続に成功し、同省最大容量の独立共有型蓄電所が全面的に完成、運用を開始しました。
5.中国企業建設の水力発電所、コンゴ民主共和国で落成
アフリカのコンゴ民主共和国(コンゴ民)ルアラバ州で6日、中国の鉱物資源開発会社の中鉄資源集団と、発電所建設などを手がける中国電力建設集団の海外事業を担う中国電建集団海外投資が共同で投資、建設したブサンガ水力発電所の落成式が開かれました。同国のチセケディ大統領が式典に出席し、テープカットを行いました。発電所のダム貯水量は13億立方メートル、総発電設備容量は240メガワットに上ります。
6.重慶市の山あいで育てたキノコが名産品に 海外輸出も
中国重慶市城口県北屏郷はここ数年、食用キノコ産業の発展に力を入れてきました。企業と村、生産拠点、農家の協働モデルにより土地譲渡を進め、特色ある栽培を大規模に実施して雇用を創出し、住民の収入増につなげています。
生産したシイタケは今年5月からオーストラリアに輸出されているほか、これまでにベトナム、日本などにも出荷されました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。