海南省瓊海市の漁村、排港村の入り口。(資料写真、瓊海=新華社記者/鍾群)
【新華社ボアオ10月9日】中国海南省瓊海市の排港村は千年にわたる漁村文化を受け継ぎ、南中国海に面した昔ながらの集落を今も完全な形で残している。まだらな色合いの塀、古びた船具、600年以上前からある井戸などが海の物語を伝える。
同村はアジアフォーラムが開催される博鰲(ボアオ)鎮に隣接しており、ここ数年は民宿業が大きく発展。「牧漁晩歌」「泊岸听濤」「南海一舍」など11軒の民宿が運営されている。
瓊海市は2017年以降、排港村の特色と産業転換の需要を結び付け、漁業体験やグルメ、漁村観光などをテーマにした村づくりを開始した。
基本的な開発はすでに完了し、民宿のほか、レストランやレジャー施設、公共サービスが整備され、市内にとどまらず、海南省全域で美しい漁村として知られるようになっている。(記者/鍾群、趙葉苹)pagebreak
排港村にある民宿「漁居」。(資料写真、瓊海=新華社記者/趙葉苹)pagebreak
排港村の民宿「南海一舍」の外観。(資料写真、瓊海=新華社記者/趙葉苹)pagebreak
排港村にある600年以上の歴史を持つ井戸。(資料写真、瓊海=新華社記者/鍾群)pagebreak
排港村の民宿「牧漁晩歌」の外観。(資料写真、瓊海=新華社記者/趙葉苹)