【新華社北京10月6日】中国外交部の報道官は5日、東京電力が同日、福島第1原発の放射能汚染水の2回目となる海洋放出を開始し、17日間で7800トンを放出する計画だと発表したことについてコメントを求められ、次のように述べた。
日本の福島放射能汚染水海洋放出問題における中国の立場は一貫し、明確であり、われわれは日本の一方的な海洋放出に断固反対する。
海洋は全人類共通の財産であると改めて表明したい。日本政府は国際社会の懸念に全面的に応え、誠実な態度で周辺国と十分に協議し、責任ある方法で放射能汚染水を処分すべきだ。国際社会は長期的に有効な国際監視メカニズムの構築を推進し、日本の隣国など利害関係者の確実な参加を確保すべきだ。