新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(9/21)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(9/21)

新華社 | 2023-09-22 13:00:00

   【新華社北京9月22日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、9月21日のニュースをお届けします。

   1.杭州アジア大会、開催都市で聖火リレー

   第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の聖火リレーが20日、開催都市の中国浙江省杭州市で行われました。

   2.アジア太平洋途上国、23年の経済成長予測4・7% アジア開発銀

   アジア開発銀行(ADB)は20日に発表した「アジア経済見通し2023年」の補足版で、アジア太平洋地域の発展途上国を引き続き有望視するとした上で、これらの国の23年の経済成長率を4・7%、うち中国を4・9%と予測しました。

   ADBは、世界経済は多重的な課題に直面しているものの、各国の需要の回復や観光業の立ち直り、金融の安定などが今年上半期(1~6月)のアジア太平洋地域経済の持続的成長をけん引したと指摘。アジア太平洋地域の発展途上国の24年の経済成長率については4・8%と予測しました。

   3.第1回金熊猫国際文化フォーラム開催

   第1回金熊猫(ゴールデンパンダ)国際文化フォーラムが20日、中国四川省成都市で開かれました。

   4.新華社のシンクタンク、報告書「グローバル発展イニシアチブの実践成果と世界貢献」を発表

   中国の新華社国家ハイエンド・シンクタンクは19日、米ニューヨークの国連本部で開かれたグローバル発展イニシアチブの協力成果に関するハイレベル会合に合わせ、「グローバル発展イニシアチブの実践成果と世界貢献」と題したリポートを中国語と英語で発表しました。

   5.中国人権発展基金会、「一帯一路」共同建設の世界人権事業への貢献紹介

   第54回国連人権理事会の開催に合わせ、中国人権発展基金会が19日、スイスのジュネーブで「『一帯一路』共同建設と世界人権事業の発展」をテーマとしたシンポジウムを開きました。専門家や研究者らを招き、「一帯一路」構想が実施から10年間に世界の発展と人権の進歩に果たしてきた貢献を紹介しました。

   6.国連人権理事会特別報告者、汚染水海洋放出への関心呼び掛け

   第54回国連人権理事会は19日、「有害物質および廃棄物の環境面での適切な管理と廃棄の人権への影響」に関する特別報告者との対話会合を開催しました。中国代表は人権理事会で日本の放射能汚染水の海洋放出が人権侵害であることを明らかにして批判を続け、大きな反響を呼びました。

   人権理事会の特別報告者は、放射線量が低い放射能汚染水であっても、大量に海洋放出された後は生態系に予測不能な結果をもたらすことが研究で示されていると強調。国際社会が日本の放射能汚染水の海洋放出問題に高い関心を払うべきであり、放射能汚染水の海洋放出に関する現行の国際安全基準の更新が急務だと指摘し、人権理事会から任命された特別報告者として、引き続きこの問題を注視していくと表明しました。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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