中国とパキスタン、企業100社の相互進出を支援

中国とパキスタン、企業100社の相互進出を支援

新華社 | 2023-09-12 14:37:49

   5日、中国国際サービス貿易交易会で開かれた「中国・パキスタン科学技術イノベーション協力-共にデジタル時代へ」と題した会議。(北京=新華社記者/魏夢佳)

  【新華社北京9月12日】中国とパキスタンの政府部門、関係機関、企業などが共同で発起した「中パ双百企業協力計画」が5日、北京で開催された2023年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)で正式に始動した。

  中国中関村「一帯一路」産業促進会の張暁東(ちょう・ぎょうとう)会長は関連テーマ会議で、協力計画は両国から企業を100社ずつ選び、相手国への進出に向けた包括的サービスを提供することで、「一帯一路」構想の下での科学技術イノベーション連携と企業の協調発展を促進すると説明した。

  協力計画は、両国の企業に戦略コンサルティングや政策解説、投資・資金調達などの包括的サービスを提供し、企業の質の高い発展を促進する。

  主な発起機関は今後、作業部会を設立し、中国市場の開拓に意欲的なパキスタンの科学技術イノベーション企業100社を選び、中国で育成し、発展させる。「専精特新(専業化、精細化、特色化、斬新化)」の特徴を持ち、パキスタン進出に意欲を持つ中国企業100社も選出し、パキスタンでの調査、投資、事業展開を支援する。

  張氏によると、協力計画は中国・パキスタン経済回廊(CPEC)、京津冀(北京・天津・河北2市1省)地域、長江デルタ(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)地域、粤港澳大湾区(広東省・香港・マカオビッグベイエリア)などの重点地域と協力し、サービスプラットフォームや受け皿となる産業パークを共同で構築。中国での成長を望むパキスタンのハイテク企業や、プロジェクトへの参加を希望する中国企業を受け入れる。

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