9日、設立20周年記念大会に登壇した一汽トヨタの前川智士総経理(右)と黄勇(こう・ゆう)共産党委員会書記兼常務副総経理。(天津=新華社配信)
【新華社天津9月12日】中国第一汽車集団とトヨタ自動車の合弁会社、一汽豊田汽車(一汽トヨタ)は9日、天津市で設立20周年記念大会を開いた。同社の関係部門責任者は、インテリジェントとインタラクティブ、グリーン(環境配慮)と低炭素の新たな新エネルギー車(NEV)の時代に歩みを進め、新エネルギー製品の刷新と新製品の投入を続け、従来型の合弁自動車メーカーの進化を加速させていく考えを示した。
一汽トヨタは2003年の設立以来、中国一汽とトヨタによる自動車合弁事業を拡大、強化し続けてきた。動力技術も当初のガソリンから05年には新エネルギーへの転換を模索。発表した車種は20年間で20車種近くに上る。現在は三大生産拠点を中心に全国に5千社以上のサプライヤー、国内300余りの都市に750社を超えるディーラーを持ち、産業チェーン全体の従業員は80万人を超える。(記者/毛振華、宋瑞)