【新華社北京9月8日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、9月7日のニュースをお届けします。
1.「一帯一路」国際協力サミットフォーラム、90カ国余りの代表が参加表明
中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は7日の記者会見で、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの準備の進捗状況について説明を求められ、既に90カ国余りの代表が参加を表明しており、次の段階でさらに多くの協力パートナーが参加表明すると信じていると述べました。
2.三峡ダム、単月の貨物通過量が初の1500万トン超え
中国発電大手の中国長江三峡集団は、湖北省にある三峡ダムの双方向5段式閘門(こうもん)の8月の貨物通過量が1571万トンを超えたと明らかにしました。単月の貨物通過量が1500万トンを超えたのは初めてです。
3.スマート化推進で正確なごみ分別 中国安徽省合肥市
中国安徽省合肥市長豊県の都市管理部門はここ数年、生活ごみの分別と資源化を全面的に推進するため、情報化、スマート化を積極的に模索してきました。県内241の行政村で農村ごみ管理収集輸送システムの運用が実現し、スマート分別を試験実施している居住区では顔認証、精密計量、データ分析などの機能を利用することで正確性を高めています。
4.世界196の国と地域に広がる中医薬
中国はここ数年、中医薬(中国伝統医薬)サービスの輸出を強化しており、中国の特色ある健康ソリューションを提供して豊かな成果を上げています。北京市で6日まで開催された2023年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)では、国家中医薬管理局の担当者が、中医薬が世界196の国や地域に広がっていると明らかにしました。
5.文化観光産業の発展を促進 中国内モンゴル自治区アルシャン市
中国内モンゴル自治区ヒンガン盟アルシャン市はここ数年、生態環境優先とグリーン(環境配慮型)発展の道を歩んでいます。都市型保養地を建設し、音楽祭や美食祭などのイベントを開催して、観光産業の発展に全力で取り組んでいます。
6.中国の都市部でペット飼育が増加 若者ら癒し求め
中国ではペット市場の拡大に伴い、新たな業態や業界のけん引役が生まれており、中でも「ネコノミクス」(猫の経済効果)の著しい高まりに注目が集まっています。「2022年中国ペット業界白書」によると、22年に中国の都市部で飼育されていたペットは猫が最多で、全体の6割を占めました。
一線都市と呼ばれる北京、上海、広州、深圳の四大都市や地域中核都市では若者による猫の飼育が一般的になり、関連支出が発生しています。ペースの速い生活や仕事上のストレスなどにより、寄り添って心を癒してくれるペットを求める人は増えています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。