「一帯一路」構想が中国との協力の駆動力に タンザニア国会副議長

「一帯一路」構想が中国との協力の駆動力に タンザニア国会副議長

新華社 | 2023-09-01 09:25:08

   【新華社ダルエスサラーム9月1日】タンザニア国民議会のズング副議長はこのほど、「一帯一路」構想は中国・アフリカ協力の重要な駆動力となっており、参加するアフリカの国に発展の好機をもたらすとともに、アフリカ東部の一体化に向けたプロセスも促進しているとの見解を示した。

   「一帯一路」構想提起10周年を記念し、在タンザニア中国大使館と中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)傘下の中国国際テレビ局(CGTN)は8月25日、ダルエスサラームで「シルクロード上の新たな征途:中国・アフリカの共同建設」対話とシンポジウムの開幕式を共同で開いた。ズング氏は、タンザニアなどのアフリカの国は施設の相互接続や貿易の円滑化などの面で実利を得ているとし、「一帯一路」構想の枠組みの下、両国関係がさらに大きな進展を遂げ、協力がさらに豊かな成果を挙げることに期待していると語った。

   中国の陳明健(ちん・めいけん)駐タンザニア大使は、この10年で「一帯一路」構想は理念から現実に変わり、青写真から実景に化したと指摘。中国が発起し、各方面が共同で建設し、全世界が共有する良質な公共財となっており、国際協力の堅牢なプラットフォームを構築し、アフリカの発展に大きなチャンスをもたらすだけでなく、両国の友好の新たな懸け橋ともなっていると強調した。

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