岩井俊二監督が書き送ったメッセージ。(資料写真、南昌=新華社配信)
【新華社南昌8月24日】旧暦の七夕に当たる22日、中国江西省廬山市で第4回廬山国際恋愛映画週間のテーマセレモニーが行われた。同セレモニーには日本の岩井俊二監督がビデオを通じて「ラブレター」を寄せ、自身が撮影した恋愛映画の名作「Love Letter」の創作エピソードを紹介した。
岩井監督は「ラブレター」で、「この映画は僕の最初の長編映画でした。撮影の頃、僕は30歳。手紙をモチーフにした物語は当時、よほど興味があったのか、これ以外にも書いたプロットがありました。既に死んでいる人に宛てた物語という点では一緒ですが、主人公がそれを知らず送り続けるという話でした。当時も今も物語を作るのは楽しいです」と書き送った。
セレモニーには日本人歌手の小野リサさんも登場し、「La Vie En Rose」と「Take Me Home Country Roads」を熱唱した。
廬山国際恋愛映画週間は2020年以来4年連続で開催されており、今年は20~26日の日程で行われている。(記者/陳柱佐、劉佳敏)pagebreak
22日、第4回廬山国際恋愛映画週間テーマセレモニーの会場。(南昌=新華社記者/陳柱佐)