習近平主席、南ア大統領と会談

   【新華社プレトリア８月２３日】中国の習近平（しゅう・きんぺい）国家主席は２２日午前、南アフリカの首都プレトリアで同国のラマポーザ大統領と会談した。

   習近平氏は次のように指摘した。美しい「虹の国」南アフリカを再び訪れることができてうれしい。中国の国家主席として南アフリカを訪問するのは今回で４回目になる。５年ぶりに貴国を訪問し、格別の親しみを感じている。大統領の指導の下、南アフリカの国家建設と国際影響力は日増しに向上している。中国はこれを喜び、南アフリカが発展の道でより大きな進歩を遂げることを願っている。私はこの１０年、南アフリカという神秘的な土地で、中国・南ア関係の盛んな発展を身をもって経験した。ダーバン工科大学孔子学院の設立に立ち会い、南アフリカの「中国年」を体験しただけでなく、大統領と共に北京汽車集団南アフリカ工場の生産ラインの起動ボタンを押した。

   中国・南ア関係が良好で、中国・南アの友好が深まっているのは、両国両党がそれぞれの発展の道で苦楽を共にし、同志の情に兄弟の情が加わった深い友情を結んだことが鍵となっている。今また新たな歴史の出発点に立ち、友好を受け継ぎ、協力を深め、提携を強化することは両国共通の願いであり、時代がわれわれに与えた重責でもある。大統領と共に努力し、中国と南アフリカの全面的戦略パートナーシップを絶えず新たな段階に引き上げていきたい。