インフラから職業教育まで 深化続ける新時代の中国・アフリカ協力

インフラから職業教育まで 深化続ける新時代の中国・アフリカ協力

新華社 | 2023-08-21 14:59:17

   エジプト初の電化鉄道「テンス・オブ・ラマダンシティー・ライトレール(LRT)」のバドル駅で、試運転中のライトレール列車と記念写真する中国・エジプト両国の職員。(2022年7月3日撮影、カイロ=新華社記者/隋先凱)

   【新華社ナイロビ8月21日】ケニアのモンバサ・ナイロビ標準軌鉄道(SGR)は同国独立後初めて建設された鉄道であり、その建設と運営は同国に約4万6千人の雇用をもたらし、建設資材や機械、飲食などの関連産業の発展をけん引した。鉄道の運営業者によると、開業からの累計貨物輸送量が年内に2300万トンに、旅客輸送数が延べ1300万人になると予測している。

 同鉄道は、ここ数年の間持続的に実施され質を高めてきた中国・アフリカインフラ協力プロジェクトの縮図である。統計データによると、2000年の中国・アフリカ協力フォーラム設立以降、中国企業はアフリカ諸国で鉄道1万キロ以上、道路約10万キロの新設や改修を支援し、多くの空港や埠頭(ふとう)、発電所などのインフラを完成・運用開始させ、計450万人分以上の雇用を創出した。

 SGRやアディスアベバ-ジブチ鉄道、エジプト初の電化鉄道「テンス・オブ・ラマダンシティー・ライトレール(LRT)」の郊外鉄道、ベナンで実施したブロードバンドネットワークのプロジェクト、中国・タンザニア南南農業協力貧困削減モデルプロジェクトなど、一つ一つのプロジェクトが距離を縮め、雇用を促進するとともに、中国・アフリカ協力の実り豊かな成果を見届けてきた。

 エジプトのLRT郊外鉄道プロジェクトは中国航空技術国際控股(中航国際)と中国の鉄道建設大手、中国中鉄が共同で建設を請け負い、2022年9月に営業運転を開始した。円滑な長期的運営を保証するため、中航国際は中国国内の鉄道職業教育学院と連携し、今後エジプトが自前で鉄道を運営・保守していけるよう、専門人材を育成している。すでに課程を修了した1期生と2期生の留学生56人が、エジプト鉄道プロジェクトの運営・保守の中核を担っている。

 インフラ整備から専門人材の育成まで、新時代の中国・アフリカ協力は、質の高いエンジニアリングプロジェクトを「ハード支援」、技術援助と人材育成を「ソフト支援」と位置付け、深化を続けている。

 中国湖南省から導入されたハイブリッド稲が今年5月、マダガスカルでまた豊かに実った。農業対外援助研修プログラムの実施、農業技術モデルセンターの建設支援、高級農業専門家の派遣など、中国は「人々に魚の釣り方を教える」方式を堅持し、アフリカ諸国の貧困削減と農業の持続可能な発展を促進している。

 中航国際は、ケニアやガーナ、ガボンなど多くの国々で180カ所以上の職業技術学校を建設・改修し、毎年2万人以上の教師と学生を訓練している。また、同社が企画、発起、資金援助するアフリカ職業技能コンテストは、CNC(コンピューター数値制御)加工、鉄筋工、コンクリート工技能などの分野で優れた技能を持つ人材の選抜を目的に、これまでにアフリカ10カ国で開催されてきた。

 発展のチャンス共有から発展経験の共有まで、アフリカや世界にとって中国式現代化が持つ意義に注目する人がますます増えている。オスマン駐中国アフリカ連合(AU)代表部大使は、発展途上国が最も集中する大陸のアフリカにあって、各国は現代化と独自の発展を積極的に推進しており、中国式現代化からは学びやヒントが得られるとの認識を示した。英誌「アフリカン・リーダーシップ・マガジン(African Leadership Magazine)」は「中国とアフリカの友好協力関係は、中国、アフリカひいては全世界に明るい未来をもたらすだろう」と論評した。

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   広東省深圳市で取材を受けるケニア人青年ケネスさん。この夏、アフリカ職業技能コンテストの優勝者として中国にやって来たケネスさんは3年半にわたりインテリジェント製造を専門的に学ぶことになっている。(6月27日撮影、深圳=新華社記者/王豊)

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