湿った岩壁に生えるマンネングサ属の新種、陽際峰景天。(資料写真、貴渓=新華社配信)
【新華社南昌8月17日】中国江西省貴渓市にある陽際峰国家級自然保護区でこのほど、ベンケイソウ科マンネングサ属の新種が発見され、「陽際峰景天」と命名された。
同保護区管理局と上海辰山植物園の科学調査チームは、湿った岩壁の一角で珍しいマンネングサ属の植物を発見。その葉と包葉(ほうよう、芽やつぼみを包む葉)はこれまで中国で記録されたマンネングサ属の植物よりはるかに大きかった。合同科学調査チームはこの植物に新種の可能性があると気付き、直ちに調査し、この植物の栽培と形態学的研究を行った。関連成果は国際的植物分類学誌「Phytotaxa」に掲載された。pagebreak
湿った岩壁に生えるマンネングサ属の新種、陽際峰景天。(資料写真、貴渓=新華社配信)