南禅寺の唐代彩色塑像。(5月15日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)
【新華社忻州8月16日】中国山西省忻州(きんしゅう)市五台県李家荘村の西側にある小高い丘の上に、全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定される南禅寺がある。創建年は定かでないが、唐の建中3(782)年に再建され、明・清両時代にそれぞれ修復された。
大仏殿には長さ8・4メートル、幅6・3メートル、高さ0・7メートルの仏壇があり、唐代の塑像仏17体が安置されている。塑像の姿はふくよかにして優美で、生き生きとしたポーズを取る。表情は真に迫り、優れた風采をしており、衣服のひだは簡潔かつ正確に表現されている。本尊の釈迦(しゃか)と弟子や菩薩が明確に区別されており、巧みな配置が趣を醸している。極めて貴重な彫塑芸術といえる。pagebreak
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南禅寺の唐代彩色塑像。(5月15日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)