普浄寺の明代彩色塑像。(4月9日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)
【新華社太原8月15日】中国山西省臨汾(りんふん)市襄汾(じょうふん)県史威村の南にある普浄寺は、南史寺とも呼ばれ、全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に指定されている。境内に残る明代成化元(1465)年の残碑によると、創建は後漢の永平7(64)年で、元明時代に増改築された。
現存する建築物は元明時代のもので、寺の中心となる大雄宝殿の龕(がん、仏像を納める壁面のくぼみ)には、中央に釈迦(しゃか)、両脇に文殊菩薩と普賢菩薩が安置されている。いずれも明代の作とされる。境内には明代初期の塑像が多くあり、数百年を経た今も当時の色彩を鮮明に残す。これらの塑像は美術史と伝統彫刻の代表作とされ、芸術を研究する上で高い歴史的、芸術的価値を持つ。pagebreak
普浄寺の明代彩色塑像。(4月9日撮影、太原=新華社記者/馬毅敏)pagebreak
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