【豆知識】二十四節気「立秋」とは

【豆知識】二十四節気「立秋」とは

新華社 | 2023-08-08 23:19:27

8日、二十四節気の立秋に関する伝統行事や習慣を示したイラスト。(北京=新華社配信/魏欣悦)

   【新華社北京8月8日】8日は二十四節気の13番目、立秋に当たる。立秋は秋最初の節気で、降雨や湿度などで1年の節目を迎えることを意味するが、中国の多くの地域ではまだ暑い盛りにある。植物は繁茂・成長から実をつけるなど成熟に向かい、農作物の実が育つ重要な時期でもある。

   ▽肉料理を食べる

   人々は往々にして夏の暑さで食欲が落ち、体重が減少する。そのため、二十四節気の夏至(今年は6月21日)にまず体重を量り、立秋になったらもう一度量って比較し、減った体重を戻すため、煮込んだ肉料理やバーベキュー、しゃぶしゃぶなどを食べる。

   ▽ドジョウが立つ

   「鰍(ドジョウ)」と「秋」は標準中国語の「普通話」で同音となっており、もし、秋に暴風雨が起こるなら、立秋の日に田んぼのドジョウが水中で真っすぐに立つという面白い言い伝えがある。このため、経験豊富な江蘇省無錫の人は立秋になると、ドジョウを捕まえてきて水槽に入れ、秋に暴風雨があるかを占うという。

   ▽趕秋(秋を追いかける)

   湖南省西部地域に住むミャオ族の人々は立秋を迎えると、着飾って開けた山の斜面などに集まり、ブランコをこぎ、笙(しょう、民族楽器の一種)を吹き、歌ったり踊ったりして間もなく迎える豊作を祝う。

   ▽闘牛祭り

   イ族の人々にとって、立秋の重要イベントは闘牛で、秋の収穫前に黄牛を互いに闘わせ、お祭りムードを盛り上げ、豊年の前触れとする。

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4日、北京市のスーパーで肉料理を選ぶ客。(北京=新華社記者/肖月)

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湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州で行われた「趕秋」イベント。(2018年9月20日撮影、湘西=新華社配信)

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貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州剣河県久仰鎮基佑村でトウモロコシを天日干しする村民。(2022年8月14日撮影、剣河=新華社配信)

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西藏自治区日喀則(シガツェ)市白朗(パナム)県者下郷で行われた闘牛祭り。(2019年9月9日撮影、シガツェ=新華社配信/孫非)

 

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